認知症の中核症状から行動・心理症状(BPSD)について説明します

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認知症の行動心理症状(BPSD)について

おはようございます、ふわりもの忘れとこころのクリニック名古屋です。

認知症=もの忘れ のイメージが強いと思います。
一般的にもの忘れに加え、
・場所や日付などの時間が分からない
・掃除や料理ができなくなった
・電化製品の操作が苦手になった
などの症状を認知症の“中核症状”と言います。
一方、これら“中核症状から2次的に派生していく形で現れる症状を“行動・心理症状(BPSD)”と言います。
・怒りっぽくなってしまった
・暴言や暴力がある
・介護抵抗
・幻覚や妄想
・帰宅願望
・せん妄
等が上げられます。
これらは周囲の方との関わりの中で生じたり、本人の性格や置かれた環境などが絡み合って現れてくるものです。
大切なことは本人の話をよく聞き、本人目線で寄り添えるケアを続けることだと思います。
それでも上手くいかない時に初めて医療機関に相談し、場合によってはお薬で対処することになります。

例えば老人ホームに入所していてたり、在宅の方で
・夜間になると落ち着かなくなる
・介護抵抗が激しい
・暴言や暴力がひどい
そういったことはありませんか?

何かあればいつでもご相談くださいね。