デュタステリドによる内服治療
デュタステリドは、1日1回服用することで効果を発揮するAGA治療薬です。元々は前立腺肥大症の治療薬として開発された後、抜け毛や薄毛を防ぐ効果があることがあることから、2015年に日本でAGA治療薬として承認されました。一般的にはデュタステリドの方がフィナステリドよりも効果が高いと言われており、比較的進行が進んでいる患者様に処方することが多い内服薬です。
注意事項
・デュタステリドを服用中及び最後にデュタステリドを服用した日から6ヶ月間は献血ができません。
・未成年、女性の方、肝機能障害がある方は服用ができません。
フィナステリドによる内服治療
フィナステリドも元々前立腺肥大の治療薬ですが、毛髪を弱めて抜け毛の原因となる男性ホルモンDHTを抑制することで、薄毛の進行を防ぐ効果があります。「フィナステリド錠」は、AGA治療薬として日本で初めて発売された「プロペシア」と同じ成分を含み、効果が確認されている後発医薬品です。一般的にはデュタステリドに比べ効果が弱いと言われており、初期段階の患者様に処方することが多い内服薬です。
注意事項
・フィナステリドを服用中及び最後にフィナステリドを服用した日から6ヶ月間は献血ができません。
・未成年、女性の方、肝機能障害がある方は服用ができません。
費用
他院や健康診断にて血液検査結果をお持ちの方は受付にお渡しください。
初回(診察料・血液検査) | 1,500円 |
---|---|
フィナステリド0.2mg 28錠 | 5,600円 |
デュタステリド0.5mg 30錠 | 6,600円 |
※表示金額は全て税込みです。
リスク・副作用について
・AGA治療薬の成分により、頭皮のかぶれ・かゆみが生じる場合があります。
・体内のホルモンバランスの乱れによる抗うつ症状が報告されています。
・抜け毛を抑制するための男性ホルモンへの作用により、性欲が減退することがあります。
・AGA治療薬により肝臓に負担がかかるため、肝機能障害につながる恐れがあります。